Open CTR Predictorは、どなたでも、無料でお使いいただけるディスプレイ広告の効果予測ツールです。
予測したいクリエイティブを選択し、配信設定等を入力するだけで、
どのクリエイティブがクリックされやすいのかを知ることができます。
広告制作を取り巻く環境
画像生成AIを用いてクリエイティブを制作するメリットの一つは、
短時間かつ低コストで多くの広告バリエーションを制作できるようになることです。
広告効果予測AI Open CTR Predictorは、こうした生成AIの活用の普及を見据えて開発されました。
画像生成AIと効果予測AIを用いた
画像生成AIとOpen CTR Predictorを組み合わせることで、
短期間かつ低コストで、多くの広告のバリエーションを制作し、
効果の良いクリエイティブを予測して選択することが可能となります。
当フローの導入により期待される効果の試算:
昨年、オプトが配信したディスプレイ広告のうち、配信先、商材、媒体、日時等の条件が全て同一で、クリエイティブのみが異なる事例(同条件下で3件ずつ×40ケース=計120件)を
サンプルとした場合、CTRの全件平均は0.37%、このうち同一条件下3件のうち最も効果の良いもののみを抽出すると、平均は0.51%と、事前選抜によるクリック数向上の余地は
1.4倍近くあると見なすことができます。
無料提供について
株式会社オプトは、国内初の広告効果計測ツール「ADPLAN」を開発し、
広告運用の在り方を根本から変えるなど、
広告業界の「当たり前」を主体的に変え続けてきました。
画像生成AIの台頭に際して、広告効果予測ツールOpen CTR Predictorを
「どなたでも無料で」お使いいただけるようにすることで、
広告クリエイティブ制作の「当たり前」を変えていきたいと考えています。
高田 悠矢
Yuya Takada
Re Data Science株式会社
代表取締役社長
Open CTR Predictorの使い方
AI×クリエイティブの未来
私は元デザイナーであり、クリエイティブの観点からも
いまは大きな変革のタイミングにあると感じております。
これまであったアイデアの実現性の壁・制作スキルの壁が取り払われ、
クリエイターが持つ課題解決力・発想力がより重要になり、
創造活動は人、生産活動はAIといった状態になると想定しております。
継続的に効果の良いクリエイティブを生み出し続けることが重要な
ダイレクト広告において、低コストで多くのバリエーションを
作成することが可能なAIの力は重要なものとなっていきます。
そうした制作スキームを実現するべく、今後も研究を重ねてまいります。
阿部 一馬
Kazuma Abe
株式会社オプト
プロダクトマネージャー
〒102-0081
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〒277-8520 千葉県柏市若柴178-4
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KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)